瓶の蓋が開かないときの裏技15選|お湯を使った簡単テクから最終手段まで完全ガイド

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瓶の蓋がどうしても開かない…そんな経験、ありませんか?

特に冷蔵庫で保存していた瓶や、ジャム・ピクルス系のフタはガッチリ固まってしまい、どうにもこうにも開かないことがありますよね。

この記事では「瓶の蓋 開かない お湯」というキーワードで検索してきたあなたのために、お湯を使った開け方はもちろん、それ以外の裏技やNG行動、どうしてもダメなときの最終手段まで、徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、もう「フタが開かないから料理できない!」なんて悩まなくて済みますよ。

手軽で安全、しかも成功率が高いテクをまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

目次

瓶の蓋が開かないときのお湯を使った対処法5選

瓶の蓋が開かないときのお湯を使った対処法5選をご紹介します。

それでは、順番に詳しく解説していきますね。

①お湯に蓋だけを浸ける方法

一番オーソドックスで安全なのが「お湯に蓋だけを浸ける方法」です。

瓶の中身を守りつつ、金属製の蓋の部分だけに熱を加えることで、金属が膨張してフタが緩くなります。

コップやマグカップなどに50℃前後のお湯を用意し、瓶を逆さまにして蓋だけを数分間つけておきましょう。

注意点としては、お湯の温度が高すぎると瓶が割れてしまうことがあるので、熱湯ではなく50℃〜60℃くらいが安心です。

あと、中にお湯が入らないように気をつけてくださいね。

私もこの方法でピクルス瓶を救出した経験があります。けっこうスルッと開くので感動しますよ~!

②瓶を逆さにしてお湯に漬ける方法

蓋の部分だけでなく、瓶を逆さにして全体的に温める方法も効果的です。

瓶の口と中身の間の空気が温められることで膨張し、真空状態が少しゆるんで開けやすくなるんですよね。

この方法も、お湯は50℃前後でOKです。熱湯はNGです。

逆さにするのが難しいときは、タオルを巻いて安定させるとやりやすいですよ。

漬けすぎると中身に影響が出るので、時間は1~2分程度にしておきましょう。この方法、パスタソースの瓶とかにもすごく有効です。

③金属製キャップの特徴を活かす

実は、蓋が金属でできていることに注目するのもポイントです。

金属は熱で膨張しやすいので、プラスチック蓋よりもお湯による効果がはっきり現れます。

瓶本体はガラスなのであまり膨張しません。つまり、フタだけが熱で広がる=隙間が生まれるんです。

この差をうまく利用すると、軽い力でもクルッと回せるようになるんですよ。

ただし、蓋がツルツルして滑りやすい場合は、ゴム手袋などで滑り止めを用意してくださいね。

物理の力を借りて開けるって、ちょっと楽しいですよね笑

④中身に影響を与えない温度管理

お湯を使うときに大事なのが「中身を温めすぎない」ことです。

ジャムやピクルスなどは、熱に弱い成分が含まれていることもあります。

うっかり熱湯に瓶ごと漬けてしまうと、風味が飛んだり中身が膨張してしまう危険もあるんですよね。

なので、浸けるのは蓋の部分だけ。時間は1~2分。温度は50~60℃がベストです。

逆に冷蔵庫から出したばかりの瓶は、ちょっと常温に置いてからの方が安全ですよ。

慌てずゆっくりがコツですね!

⑤お湯以外の補助アイテムを併用する

お湯だけでも効果的ですが、さらに滑り止めなどを使うと成功率がグンと上がります。

たとえば、ゴム手袋や滑り止めマットを使ってフタを回すと、手の力がしっかり伝わります。

瓶を温めたあとに輪ゴムを巻くのもおすすめ。摩擦が増して滑りにくくなりますよ。

他にもスプーンで空気を入れて真空を緩めるテクもありますが、これは次の章で詳しく紹介します。

お湯×補助アイテムで、まさに最強コンビですね!

お湯以外でも使える瓶の蓋を開ける裏技7選

お湯以外でも使える瓶の蓋を開ける裏技7選をご紹介します。

それでは、お湯を使わずにできる便利なテクニックを順番に見ていきましょう!

①ゴム手袋を使って開ける

シンプルだけど効果バツグンなのが「ゴム手袋」!

滑りやすい金属キャップでも、ゴムのグリップ力があるとしっかりと力が加えられます。

素手だと滑ってしまう場面でも、ゴム手袋なら驚くほど簡単に回ることがありますよ。

ちなみに、使い捨てのラテックス手袋よりも、掃除用などの厚手のゴム手袋のほうが効果的です。

うちではいつもシンクの下に常備してます!急に開けたいとき、ほんと助かるんですよね〜。

②スプーンで空気を入れて密閉を緩める

瓶のフチと蓋の間に空気を入れて、真空を少しだけ緩める方法です。

スプーンやバターナイフなどを使って、フタのフチにそっと差し込み、てこの原理で「カコン」と隙間をつくるイメージです。

これで「ポンッ」と軽い音がすれば、空気が入って開けやすくなったサインです!

ただし、無理やりこじ開けると瓶が割れたり中身がこぼれる危険もあるので、あくまで「ちょっとだけ」持ち上げるのがポイントですよ。

私はこの方法でジャム瓶をよく救ってます。道具いらずで便利なんですよ~!

③輪ゴムを巻いて滑り止めにする

おうちにある輪ゴム、実はめっちゃ使えます。

瓶のフタの外周にぐるっと何重かに巻きつけるだけで、指が滑りにくくなって一気に開けやすくなるんです!

ポイントは、「太めの輪ゴム」または「複数重ねること」。

ゴム手袋ほどではないけど、お湯も使いたくないときにはかなり使える裏技です。

冷蔵庫の前で「あ、これも輪ゴムでいけるわ」ってなったときの達成感、クセになりますよ(笑)

④叩いて衝撃を与える方法

これ、実はテレビ番組なんかでも紹介される有名な方法です。

瓶のフタ部分をまな板や布巾の上などに「トントン」と軽く打ちつけることで、密着していた部分に衝撃を与えてズレを作ります。

また、フタの側面をスプーンなどで「コンコン」と軽く叩いてもOK。

注意点としては、力を入れすぎないこと。あくまで優しく、数回が目安です。

⑤ドライヤーで温める方法

お湯の代わりに、ドライヤーで蓋部分を温めるという方法もあります。

だいたい30秒〜1分ほど、フタを中心にあたためてみてください。

金属製の蓋であれば、温まったことで膨張し、瓶との接着がゆるんで開きやすくなります。

ただし、長時間当てすぎたり瓶本体まで熱くしないよう注意してくださいね。

お湯を用意するのが面倒なときには、手軽でおすすめの方法です!

⑥滑り止めマットを活用する

100均などで売ってる滑り止めシート、あれ超便利です。

瓶の底に敷いて滑らないようにする、もしくは蓋に巻きつけて滑り止めにする、どっちでもOK。

グリップ力が上がるので、少ない力でも回しやすくなります。

瓶の開封に限らず、いろんな場面で使えるアイテムなので、常備しておくと安心ですよ!

⑦開けやすいフタオープナーを使う

最後は道具に頼るパターン。専用の「フタオープナー」があると一発です。

最近は100均でも手に入るし、サイズ調整ができて滑りにくい素材のものが多いです。

手が弱い方やご年配の方にもおすすめ。特に力を入れずにスルッと開けられますよ。

一家に一台、置いておくと何かと便利。私も1本キッチンに吊るしてます笑

価格も手ごろなので、買っておいて損はないアイテムですよ!

瓶の蓋が開かない原因を知って対処しよう

瓶の蓋が開かない原因を知って対処しようというテーマでお話します。

「どうして開かないの?」とモヤモヤする前に、まずは原因を知ることが解決への近道です。

①気圧や温度差による真空状態

これがもっとも多いパターンです。

瓶詰されたときに中の空気が抜かれていたり、冷蔵保存によって中の空気が収縮していたりすると、瓶の内圧が外より低くなります。

そうなると、まるで蓋が「吸いついて」いるような状態に。力任せでは開かないのも納得です。

こういうときは、お湯やドライヤーで外側から加熱して、瓶内部の空気を膨張させてあげると効果的。

「蓋が引っ張られてる感じ」がするなら、真空が原因かもしれませんね。

②中身の糖分や油分が固まっている

ジャムやピーナッツバター、ラー油など…おいしいものって固まりやすいんですよね。

瓶の口のところにこびりついた糖分や油分が、時間と共に乾いて固まり、フタとガラスの間をガッチリ固定してしまうんです。

これはもう、ちょっとやそっとじゃ動きません。

お湯で温めて溶かす、スプーンで空気を入れるなどの方法が有効です。

ちなみに、次からは使ったあとティッシュで瓶口を拭くクセをつけると、固まりにくくなりますよ!

③長期保存で固着している

賞味期限ギリギリの調味料とか、「あれ?これいつ買ったっけ…?」な瓶、ありませんか?

長く放置していた瓶は、フタと瓶の接触面が乾燥してくっつきやすくなります。

中の成分だけじゃなく、空気中の水分やホコリも影響することがあります。

こういう場合、温める+滑り止めのWアプローチが有効です。

開けたあと、中身のにおいもチェックして、安全に使ってくださいね〜。

④シーリング材が硬化している

フタの内側に白や黒のゴムっぽいパッキン、見たことありますか?

あれは「シーリング材」といって、密閉性を高めるためのゴムのような素材です。

このシーリング材が経年劣化や温度変化で硬くなっていると、ガッチリ蓋を固定しちゃうんですよね。

実はこの部分が原因で開かないことも多いです。

50℃くらいのお湯でじっくり温めてやると、少しずつ柔らかくなってフタが回るようになります。

「なんでこんなに固いの!?」ってときは、シーリング材を疑ってみてください。

やってはいけないNGな開け方4つ

やってはいけないNGな開け方4つをご紹介します。

「とにかく開けたい!」その気持ち、すごく分かります。

でも焦って間違った方法を使うと、ケガや瓶の破損につながることも…。

やってしまいがちなNG例をしっかり確認しておきましょう!

①瓶を力いっぱいひねる

力任せにグイッと開けようとする…ついやってしまいがちですよね。

でも、これ本当に危険です。

滑って指を痛めるだけじゃなく、瓶が割れてガラスでケガをするリスクもあります。

特に湿った手や油分がついた状態だと、余計に滑って危ないです。

力よりも「テコの原理」や「熱の膨張」をうまく使うのがコツですよ。

②熱湯に瓶ごとドボン

これ、見た目以上に危険な行動です。

瓶を丸ごと熱湯につけると、中身が膨張してフタを押し上げ、急に開いて中身が飛び出すことがあります。

さらに、急激な温度変化で瓶が割れる危険もあるんです。

特に冷蔵庫から出した直後の瓶を熱湯につけるのはNG中のNG。

お湯を使う場合は、必ず「フタ部分だけ」「50〜60℃」というポイントを守ってくださいね。

③刃物や工具でこじ開ける

ドライバーや包丁をフタに突っ込んでこじ開ける…これも絶対にやめてください。

勢いあまって手を滑らせてしまったら、大怪我につながる危険があります。

また、瓶自体が割れたり、中身に金属が混入するリスクもあります。

「どうしても開けたい!」気持ちのときこそ、冷静に。

専用の道具か、お湯やゴム手袋といった安全な方法を優先しましょう!

④冷蔵庫から出してすぐ開けようとする

これも意外とやってしまうNG行動。

冷蔵庫の中は低温なので、瓶の中の空気が収縮して真空状態になっていることが多いです。

そのまま開けようとすると、フタがびくともしないんですよね。

開ける前に5分~10分ほど常温に置いて、瓶の温度を少し上げると開けやすくなります。

どうしても開かないときの最終手段3つ

どうしても開かないときの最終手段3つをご紹介します。

あらゆる方法を試してもダメ…そんなときは、ちょっと視点を変えてみましょう。

無理に開けるより、確実で安全な方法を選ぶのが大人の選択かもしれません。

①専用オープナーを使う

これが一番確実で安全な方法かもしれません。

専用のフタオープナーは、瓶のサイズに合わせて調整できるものや、てこの原理を活かして少ない力で開けられる設計になっているものもあります。

最近は100円ショップやホームセンター、ネットでも気軽に手に入りますよ。

握力が弱い方や、手のケガを避けたい方には特におすすめです。

私もいざというときのために、冷蔵庫の横にマグネットで貼りつけて常備しています(笑)

②中身を別の容器に移して保存する

実は、「開けること」だけにこだわらなくてもいい場合もあります。

たとえば、瓶が割れたとしても中身が無事なら、清潔なスプーンなどで中身をすくって別容器に移すという選択肢もあります。

もちろん割った場合はガラスの破片が混ざっていないか確認が必要ですが、「もったいない精神」が強すぎて苦しむよりも現実的な選択です。

別容器に移して冷蔵保存すれば、使いやすくもなりますしね。

ただし、安全第一で。可能なら、割るのではなく蓋をどうにかする方が優先です!

③誰かに頼む or 開封サービスを利用する

最後はちょっと勇気がいるかもしれませんが、「人に頼る」という選択です。

家族やご近所さんに「ちょっとこの瓶、開けてくれませんか?」とお願いするだけでも意外とあっさり解決することがあります。

また、手が不自由な方や高齢の方に向けて、自治体や介護サービスの中に“生活支援”としてこういった困りごとを助けてくれる制度がある場合も。

「たった瓶のフタごときで…」と思うかもしれませんが、誰かに頼るのも立派な解決策です。

頑張りすぎないで、頼れるところは頼りましょう!

まとめ|瓶の蓋が開かないときに役立つ方法一覧

対処法カテゴリリンク
お湯を使った開け方①お湯に蓋だけを浸ける方法
代替テクニック①ゴム手袋を使って開ける
原因を知って対処①気圧や温度差による真空状態
やってはいけないNG行動①瓶を力いっぱいひねる
最終手段①専用オープナーを使う

瓶の蓋が開かないときって、本当に地味にストレスたまりますよね。

でも今回紹介した方法を知っておけば、ほとんどの瓶は道具なしでも開けられるようになります。

特に「お湯で蓋を温める方法」は簡単かつ効果的なので、ぜひ試してみてください。

そして、力任せはケガや瓶の破損につながるので要注意です!

それでもどうしてもダメなときは、最終手段として道具や人の力を借りて、安全に対処してくださいね。

ちなみに、瓶詰食品に関しての安全な取り扱いなどは、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の公式Q&Aにも詳しく掲載されています。

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